60年前の人気特撮時代劇が令和の世に復活。と思いきや、時代劇コントかよ!というギャグテイストで、ちょっと肩すかし感を覚える。でも、これはこれで現代風としてはアリなのかもしれない。
ボケてコケるコント的な演出が、シリアス忍法アクションを上回っているけれど、そういう作品だと割り切ってしまえば特撮のアラが気にならなくなるから不思議だ。キャストがEXILE系で、TAKAHIRO信長もなかなかに笑えるが、ダンサーだからなのか赤影の刀を構えたポーズなんかはけっこう見栄えが良い。ただ白影だけは、=竹中半兵衛の設定にしろキャスティングにしろ、どうにも浮いていて残念なところ。
赤影と言えば七三分け、のイメージが刷り込まれている世代には違和感があるものの、もともとナンデモアリ時代劇だったし、こういう作品でニチアサに足りない何かが見つかれば良いなと思う。欲を言えば、忍者なのに青影も白影もみんな刀で戦ってて面白くない。あと「赤影参上」の台詞は、もうちょっとカッコ良く言って欲しいですね。
がってんがってんしょーち。
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